アメリカの銀行事情

ちょっと驚いた事。

銀行へのお金の振込は、日本ではオンラインで処理されるのが普通だけど、米国ではちょっと事情が違う様子。

ある日、銀行へお金の振込を振り込みに行った時の事。少し遅い時間だったので受付には行かず、ATMでの振込をした。日本と同じ感覚で、ATMで振込ボタンを押してキャッシュディスペンサーにお金を入れた。

次の日の昼頃、ケータイ電話に電話がかかって来た。振込をした銀行からだった。

「あなた昨日、お金振り込んだでしょ?お金はそのまま入れてはダメよ。封筒に入れるようにしてね」

はて、この人は何を言っているのだろうと逡巡するも、聞いてみると、今振り込み作業をしているとの事。

てっきり日本と同じように即座に口座に入金される物だと思っていたので、驚いた。そして理解した。バッチ処理なんだと。

日本で言う夜間金庫のイメージでしょうか。ATMで入金した物は、特定の時間に一度に処理をする様子。

で、僕が振り込みしたお金だけ封筒に入っていない物だから、ご丁寧に電話をかけてきてくれたのです。なんだか非効率だなとか思いながらも、こんなアメリカは、日本よりは生産性はとても良いのですよね。全体最適化ができているのでしょう。

とっても面白い経験をしたのでした。