アメリカのソーシャルメディアの使い方について

映画 The Social Networks(邦題ソーシャル・ネットワーク) を見ました。ボストンとシリコンバレーを舞台にしているこの映画には、見知った場面が随所に出てきて思わずニンマリとしてしまいました*1。映画の内容は面白かったのですが、内容についてはさておき、アメリカと日本のソーシャルメディアの使い方について、知り合いのアメリカ人達に聞いてみたことをまとめてみます。

1)SNSはお友達を見つけるツール
アメリカは広大です。小学校、中学校、高校、大学 etc..両親の仕事の都合で転勤したり、遠方の学校に転校することは珍しくないようです。そんなときに、Facebookのような多くの人が登録しているプラットフォームを使って昔の知り合い/友達を見つけるのだそうです。
日本ではニックネームを使う人が多いよ、と話してみたら、じゃあどうやって昔の友だちを探すんだい?と返されてしまいました。よくよく考えるとどうやって探すんだろう(^-^;;


2)オンネット/オフネットという概念がない
日本では、ネット上で知り合った人たちとオフ会と称して集まったりすることが多いですが、アメリカ人的にはオンネット/オフネットという概念がないようです。ビジネスとプライベートを分けずに、あくまでひとりの人間として活動しています。声をかける時には大抵の場合パーティーとして呼びかけます。バーベキューパーティーやら、ハロウィーンやら、ワインパーティーやら…、人が集まる場で新しい人と出会い、また輪が広がりという循環があります。


3)プライバシーについての考え方
Facebookyoutubeなどには、実名、顔出しの写真、動画がたくさんアップされていて、日本ではありえないなぁと驚かされることが多いのですが(最近では結婚式をUStreamで中継する人もいるそうな…)、こちらの人はインターネット上に情報をアップすることを嫌がりません。日本だと、住所が突き止められてだとか、顔がバレるだとか色々と難色を示す人が多いようですが、聞いてみたところ以下の一言でバッサリ「自分でコントロールすれば良いのじゃない?」。この自分でコントロールというのは、自分が許容する範囲で、他人が映っているものには迷惑がかからない範囲で、アップロードすればよいのじゃない?ということのようです。その根底には、たくさん活動している人ほど魅力的だという感覚があるようで、自分の活動が何か新しい出会いを生み出すことを期待しているようです。


というわけで、まとまりないですが、こちらの人のソーシャルメディアの使い方を見ていると、インターネットは実生活を豊かにするツールという感覚を強くうけています。

映画 The Social Networks からも、この辺りの考え方が読み取れたりしますね。ということで、まだ未視聴の方はぜひ映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

*1:1つだけ違和感があるシーンがありましたが、さてどこでしょうか?