PARC LBS SIG に行ってきました

LBSはLocation Based Serviceの略称でGPSやMAPを利用した位置情報サービスや地域サービスのこと。
日本では、Navitime などが有名です。

この日は、モバイル上のサービスを展開しているベンチャー企業が５分〜１０分くらいのショートプレゼンで自社とサービスを説明していました。

総じて感じたのは、LBSは日本が先行しているなという印象。

多かったのは、YahooMapやGoogleMAPなどを利用して、レストラン情報や、駐車場情報を提供するアプリ。２〜３年前のWeb2.0ブームでマッシュアップが流行った時に日本で見たサービスを、もう一度みている感覚を受けました。

なぜだろうと考えてみると、米国は日本ほど携帯端末が発達していません。最近ようやくiPhoneやらPalmやらBlackBerryやらのリッチなコンテンツが動作する端末が登場してきてます（さらにいうとカーナビも日本に比べると結構チープ）。

ようやく、LBSを利用するためのプラットフォームが利用者、提供者ともに整いつつあるのだろうという感覚と、住所区画が整理されているアメリカでは、位置情報⇔住所の変換が比較的容易であるという技術的な要素が今後、米国でのLBSに拍車をかけるかもしれません。

さらに加えてここは起業を試みる人が多く、コンセプトを作るのが上手いシリコンバレー。世の中を騒がすような技術、サービスがでてくるかもと思うと、少し胸が躍りました。