IT業界の新入社員へお勧めしたい この一冊
ソフトウェアエンジニアと自称したければ、読んでて損はない本
文句もあるが,競合書籍が見当たらないので購入を薦める.
基礎知識へのリンク集
立ち読みするには最高の本
先日、職場の後輩が「何かお勧めのビジネス書籍はないでしょうか。」というところから、話題は始まりました。
たしかに、一言にIT(ICT)と呼べども その分野は幅広く、勉強をするにもどこから手をつけてよいのか、海のような市場の広さと必要とされる技術の量と質に圧倒される事は度々あります。
そういった日常の場面に遭遇するたびに、勉強不足だなぁと自分を戒めるのですが、その際に目印となるポイントが見つかるか(見つける事ができるか)どうかというのは、結構大きな違いだと思っています。
ただ、このポイントって、自分の得手不得手や進むべき方向性とか含めて、ある程度キャリアを積まないと判らない部分って多いんですよね。
自分が新人の頃、何読んでたんだっけかなぁ。。と週末に本棚を漁っていたら、ぴったりの本が見つかりました。
「コンピュータの名著・古典100冊」は、「海で迷わないための道しるべ」としてIT関係の良書100冊を紹介しているガイドブックです。
100冊の中には固い技術書だけでなく、歴史物や人物、さらには思想や小説といったストーリーチックなものも紹介されており、技術職な方だけでなくとも読み応えのある一冊。
なんとなくパラパラめくるだけで、自分の興味の分野が発見されたり、じっくり読んでみると、100冊読んだような気分になるから恐ろしいです。(笑)
紹介している本の中は、絶版、廃盤の書籍がいくつもあり、手にとって読むことができないのは残念ですが、短く濃厚なITの歴史に触れるには絶好の一冊だと思います。
と、自分が新人の頃、この本を読んでずいぶん救われたのを思い出しました。
本書を読んだ後に興味が沸くようであれば、紹介している100冊へ手を伸ばしてみるのもお勧めですよ。
現在は、「改訂新版 コンピュータの名著・古典100冊」が出ているようですので、気になった方はぜひどうぞ。