最近の技術動向

最近ますます拍車がかかりつつあるWeb2.0サービス。
新聞や、TV、雑誌など、一般層向けメディアに登場してきていますね。

この辺で僕が個人的に注目していたり、気になっていることをまとめておきます。

巷で言われている「いわゆるWeb2.0サービス」でぱっと思いつく代表的な物を挙げると

がありますが、このようなサービスが生まれた国、米国では現在どのような変化が起きているのでしょうか?

Web2.0という概念の登場によって、米国の従来の企業にどのようなインパクトを与えたか、これから何が生み出され、そして消えていくのか。

米国でのWebサービスの既存企業への浸透を考えることは、既存日本企業への展開を考えるための材料になると思っています。

日本では「はてな」がこの辺のいわゆるWeb2.0サービスをトータルで提供していますが、従来の企業や一般層に浸透するには、もう何段かステップを踏む必要があると思っています。そのうちの一つのステップになりそうなのが、セキュリティや認証です。

セキュアで統合されたサービスをユーザに一元的に提供するために、キーになる技術になるであろうRSSWebサービスAPIには、(今日時点で軽く調べた限り)このへんの定義がきちんとされていないように思いましたが、実際のところどうなんでしょ?

Web2.0という概念の登場は、SIer企業にとって非常にインパクトある出来事だと感じていますが、僕の身の回りで危機感や警鐘を鳴らすような人があまりいないのがもっと気になるところ。

単純に興味がないとはいえない破壊的イノベーションを持っているはずです。
#だってGoogleはインターネットのあちら側に帝国を築きあげていますよ。

梅田望夫著「ウェブ進化論」にはこの辺のことが非常にうまく書いてありました。まだ未読のようでしたら是非読んでください。

あと、個人的に気になっているのは、
P2Pやグリッドネットワークに関する米国企業の動向です。

日本では、最近のWinny加熱報道によって、冷静に物事を見ることができなくなっているので、文化の違う国での情報に対する価値観や、フィーリング、技術動向といったものが非常に気になります。

Skypeの成功例もありますし、Structured Networkの動向には目を向けていたいところです。

とまぁ、あんまり時間もなかったので急ぎになってしまいましたが、今日はこの辺で。
#無線に関しては周りの詳しい方々にお任せします。