2005年、私が選ぶ本大賞

今年もこの季節がやってきました。

2005年、私が読んだ本大賞を決める季節です!ヽ(´ー`)ノ

これは、2005年に僕が読んだ小説の中から大賞を選ぶっていう
題名そのまんまな企画です。Σ(・ε・;)

2005年のエントリーはこちら。(読んだ順番に並べてあります)

  1. 魍魎の匣 京極夏彦 1/10読
  2. 蒼穹のファフナー 冲方丁 1/30読
  3. 博士の愛した数式 小川 洋子 2/16読
  4. 魔術はささやく 宮部みゆき 5/7読
  5. 西の魔女が死んだ 梨木 香歩 5/11読
  6. 第六大陸 1 小川 一水 5/20読
  7. 第六大陸 2 小川 一水 7/21読
  8. 今夜は眠れない 宮部みゆき 8/3読
  9. 希望の国エクソダス 村上龍 8/6読
  10. レベル7 宮部みゆき 8/30読
  11. 龍時01‐02 野沢 尚 9/5読
  12. 誰か 宮部みゆき 9/24読
  13. 海辺のカフカ 上 村上春樹 10/12
  14. 海辺のカフカ 下 村上春樹 11/2
  15. ネバーランド 恩田陸 11/7
  16. 六番目の小夜子 恩田陸 11/16
  17. 麦の海に沈む果実 恩田陸 11/27
  18. 夜のピクニック 恩田陸 12/11
  19. アームストロング砲 司馬遼太郎 不明

3〜4月と6月がスッポリ抜けていますが、おそらく何か読んでるはずです。((;´Д`)
※今年はきちんと記録しておこう。。。

コミック、技術書、ビジネス書などはエントリー外ですが、上記エントリーの全てが良い本でした。

SFとしてまた、近未来宇宙の描写が印象的だった、第六大陸
アニメ全話を2日で見終わった後、小説版も一気に読んだ、Tow Ubukataの蒼穹のファフナー
日本と異国の地という環境について書かれた主人公の心情が、日本を離れて読んだ自分の感情と限りなくマッチしていた、サッカー小説、龍時
ノスタルジック小説という言葉がとても心地よい、恩田陸作品。
とまぁ、もっと語ることもできるくらい、印象に残っており、それぞれ良い作品で、選出に悩んでしまうのですが。。

この中で、一番他人に読んでもらいたい本、というスタンスで大賞を決めようと思います。

2005年、私が選ぶ本大賞は、博士の愛した数式 小川 洋子

です。

この作品、2004年、本屋大賞に選ばれたこともあり、また映画も公開されるようなので、内容をご存知の方もいるかと思います。

私が、この作品を選んだポイントを書くと、本書を通じて、

  • 教育だとか、
  • 人を育てるとか、
  • 子供を育てるとか、
  • 他人に動機を与える、
  • 広く言うとマネージメント

という部分が、''愛''というキーワードで綴られていることに胸を打たれました。
#もちろん構成が良いので共感した部分は多いですが。

まだ、読んでいない人、映画を見ようか迷ってる人に、自信をもってお勧めしたいと思います。

というわけで、2005年私的本大賞でした。

そのうち漫画版の大賞もやろうかな。。(・◇・)