脳が冴える15の習慣 読み終わり

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
築山 節
日本放送出版協会 (2006/11)
売り上げランキング: 178
おすすめ度の平均: 4.5
5 普段の習慣に取り入れやすい
5 精神病疾患の方にも朗報?
5 若者からお年寄りまで読める本



物事が手に付かない、頭が回らない、上手く話すことができない、時間が足りない、といったストレスに感じる現象が連鎖を起こす負のスパイラルは、忙しいということに かまけていると、気づかないうちに迷い込んでいたりします。

一度負のスパイラルに落ち込むと、少しずつ心も体も痛めてしまうので、なんらかの手段で連鎖を断ち切る事が必要ですが、家事は結構有効だということに気づかされました。

なかでも掃除、洗濯、食事を作るは、五感をフル活用しながらの脳トレにもなるそうな。

他にも、朝は決まった時間に起きる、や整理整頓をするなど、日常生活でできる心がけが書かれていますが、脳神経外科の著者らしく、脳の仕組みにそった理由付けがされており、なるほどなぁと気づくことが多かった本書。

忙しいから片付いていない、ではなく、忙しいのを先送りにして、負の落とし穴を作ってるだけなんだなと戒めに。

オフィスの机の上が汚いく、細かい作業を(ついつい)先送りにしていまう僕ですが、日々しっかりの整理整頓に加えて、頭の中の整理整頓もしたいと思います。