Web進化論 梅田望夫
この本を読み終わったときに、非常に困ったことがありました。
それは、この本を推薦するためにどのような言葉を上げてよいかわからなくなったからです。
先日、インターネットの変化と進化に、漠然とした僕の焦りや、気持ちを書いたのですが、漠然としている気持ちだけに他人に伝えることがすごく難しいことに悩んでいました。
その過程で本書を読んだのですが、今インターネットの中で起こっていることについて非常に鮮明に記されており、胸のなかの霧が晴れるようでした。そして同時にすごく悔しい気持ちになりました。
本書の中では、インターネットの「あちら側」と「こちら側」という表現をしていますが、今、インターネットの「あちら側」に何が起きているのか?Web2.0という概念によって我々の生活が世界がどのようになるか、想像がつきますか?
それが心地よいくらいスコーンっと心に響く言葉で書いてあるのが本書です。
ぜんぜんいい言葉が見つかりませんが、
IT業界に係わりのあるひとや、インターネットに興味ある人、いいや全ての人に読んでもらいたい本です。
#特にうちの会社の人には読んでもらいたい。そして危機感を感じて欲しい。
そして、そこで感じたことについて、意見を交換したいです。
2006年3月8日、読。